※アクラポビッチは、弊社の代表である僕が、20年以上前から関わり合ってきたメーカーであり、その感想など気付いた点などを、一般的な製品の説明に書かれていない部分を、独自に特徴としてまとめてみました。思いついたことを順序不明で書き殴りましたが、新しい発見や思い出したことが有れば、編集&付け加えていきたいと思います。また、記載した内容は個人的な意見を書いたものなので、ご了承の上、参考になさって下さい。 |
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アクラポヴィッチ・エキゾーストは、スロベニア共和国にて1992年に設立された、イゴル・アクラポヴィッチ氏の斬新なアイデアとコンセプト、デザインによる世界最高峰のマフラーメーカーの一つです。 |
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主な材料として使用されているチタン材は、他のマフラーメーカーなどで使用されている一般的なチタン材とは全く違い、日本の神戸製鋼にて特注された、F1用マフラーの材質にも匹敵する、超耐熱性と強度に優れた特注の特殊チタン材を使用しており、贅沢にも一般市販品にそのまま使用している。 |
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使用されているパイプ類は、通常の一般的な規格サイズのパイプをベンダーで曲げて製作はしておらず、マシンに理想的な特殊サイズのパイプを、板材から自社内で巻いたパイプを使用している。 |
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製造に使用されるパイプを初め、カーボンファイバーやボルトナット類に至るまで、アクラポビッチ社の社内に製造ラインを持っており、殆ど全ての部品を社内生産して、品質を維持している。 |
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製造しているパイプも、より理想的なエンジン特性を引き出すため、D型断面やテーパー形状等の特殊形状に加工しており、その加工も社内に有る、専用のマシンにて加工を行っている。(ハイドロフォーミング、コニカルパイプなど) |
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レースの世界では、世界各国の二輪メーカーおよび四輪メーカーの、多くのファクトリーマシンに採用されており、使用されているマフラーとほぼ同じクォリティー&構造のマフラーを、そのまま一般市販製品として販売供給している。 |
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溶接個所や切削部などの技術は、絶賛に値するほど美しく丁寧に製作されており、その精度は精密さで定評の有る日本製品をも超える精密さで、マフラー製品のロレックスと称されても良いのではと思うほどである。 |
※良くお問合せを頂くのですが、アクラポビッチ製のサイレンサーは上記の理由により、他メーカーのパイプにはサイズが特殊なため流用装着できません。装着するためには専用のアダプターを旋盤にて製作する事が必要になります。ご了承頂ければと思います。 |